小陰唇と大陰唇のあいだにある「副皮」ですが、そもそも副皮がない方や片側だけにある方、何重かになっている方など、個人差があります。こちらでは副皮切除術について治療が必要なケースや治療の流れを紹介します。
副皮はデリケートゾーンの前のほう、小陰唇と大陰唇のあいだにあります。小陰唇の肥大が気になる場合は、副皮も肥大しているケースが多いので、小陰唇縮小手術と同時に治療が行われることがほとんどです。
また、小陰唇縮小を受ける前には目立たなかった副皮が、治療後に目立つようになってしまった…というケースもあるそう。小陰唇縮小を考える際は、同時に副皮切除もしたほうがいいか、医師と相談して決めるとよいでしょう。
副皮とは小陰唇と大陰唇のあいだにあるヒダ状の皮膚のこと。基本的には副皮がない女性がほとんどですが、個人差があり、片側だけ副皮があったり二重、三重に副皮があったりとさまざまです。副皮は小陰唇やクリトリス包皮とつながっているため、小陰唇肥大やクリトリス包茎に悩んでいる女性は、副皮が気になるケースが多いようです。
副皮があることで、健康になんらかの影響が出る…ということはありません。気にならない場合は、治療の必要がないのです。
しかし、ヒダのあいだに汚れや垢がたまりやすく、気になる臭いの原因になることも。お風呂でデリケートゾーンを洗う際は、たっぷりの泡で丁寧に洗うよう心がけてくださいね。
臭いや衛生面のほか、副皮があることで見た目がコンプレックスになっていたり、左右差が気になる場合は副皮切除術を検討してみてもよいでしょう。
まずは、医師やカウンセラーとのカウンセリングを行います。悩みを相談したり、治療の費用やメリット・デメリットなどを確認したりして、治療を受けると決めたら手術の日時を予約。当日中に施術を行えるケースもあります。
消毒・局所麻酔を行い、麻酔が効いたのを確認してから余分な副皮を切除します。同時に小陰唇縮小を行う場合は、左右のバランスを見ながら丁寧に切開。その後、医療用の糸を使って縫合を行います。
所要時間は20~30分程度。入院の必要なく、術後はそのまま帰宅できます。抜糸が必要場合は3日~1週間後に再受診して経過検診と抜糸を行います。
手術当日や1~2日後は傷が痛むケースがありますが、日常生活に支障が出るほどではありません。心配な方はクリニックで痛み止めを処方してもらうか、市販の痛み止めを準備しておくとよいでしょう。腫れや少量の出血がみられることもありますが、だいたい3日ほどではおさまります。
シャワーは当日から可能ですが、強く洗いすぎないように注意しましょう。性交渉や運動、入浴はだいたい2週間後から可能となります。
ここでは、東京都内で小陰唇縮小と同時に副皮切除が受けられる代表的なクリニックをピックアップしました。特徴や施術までの流れ、費用についてまとめています。
女性器専用のレーザーを使って切開するみどり美容クリニック・広尾の副皮切除は、一般的な切開による手術よりも術後の身体への負担が軽いのが特徴。アメリカで専門トレーニングを受けた医師のみが取り扱える「DLVレーザー」を使って、経験豊富な女性医師が副皮をデザインしていきます。
DLVレーザーでは小陰唇の縮小やクリトリス包皮も一度に施術できるので、デリケートゾーンをトータルで整えたいとオーダーする方も多いとのこと。レーザーによる切除は繊細なデザインが可能なほか、腫れが少なく術後の回復が比較的早い傾向にあります。
カウンセリングで悩みや現状を確認してから診察します。手術の切除量を見極め、説明に納得できたら施術。カウンセリング当日に受けることも可能です。副皮切除の際、クリニックでは静脈麻酔をすすめています。眠ったような状態で痛みを感じずに受けられるでしょう。副皮切除の料金は15万。レーザーを使用した施術の場合は25万円です。
みどり美容クリニック・広尾
公式サイトで小陰唇の悩みを相談してみる
形成外科や美容外科をはじめ、皮膚科や美容皮膚科も診療している恵比寿ウエストヒルズクリニック。幅広い分野で女性の美をサポートしており、小陰唇縮小や副皮切除といった女性器の形成も行っています。経験豊富な医師が多数活躍しており、女性医師も在籍しているから安心。副皮切除のカウンセリングは、女性医師が担当します。
副皮の形に悩みを持つ方は、小陰唇やクリトリスといった他の部位でも悩みを抱えている方が多いため、クリニックでは小陰唇やクリトリス包皮手術と同時の施術をすすめているそう。全体のバランスも整いやすく、美しい仕上がりを目指せます。
まず、カウンセリングで医師とじっくりと話し合い、施術についての説明を受けます。そのあと実際に診察して事前にデザインし、麻酔をしてから切除。縫合したあとはその日のうちに帰宅可能です。術後24時間は陰部にガーゼをあてながらガードルで圧迫をします。施術費用は片側の副皮の場合10万円、両側を切除すると18万円です。
恵比寿ウエストヒルズクリニック
公式サイトで施術内容を詳しくみる
日本形成外科学会専門医として認定されているベテラン女性医師が多数在籍している城本クリニックの副皮切除は、カウンセリングから施術まで一貫して女性医師が担当します。女性ならではの細やかな診療で、一緒に悩みに向き合ってくれるでしょう。城本クリニックでは小陰唇縮小と同時に副皮切除を依頼する方が多いそうです。
手術時間は30分程度で、術後はそのまま帰宅できるとのこと。左右差があり形を整えたい方や炎症を起こしやすい方、汚れが溜まってデリケートゾーンの匂いが気になる方は、一度カウンセリングに訪れてみてはいかがでしょうか。
炎症や左右差などの悩みをカウンセリングで聞き、デザインをしてから余分な皮膚を切除します。感染症を予防するため、手術前にしっかりと消毒してから局所麻酔。その後、切除して丁寧に縫い合わせれば完了です。城本クリニックの副皮切除の費用は、公式サイトに記載がありませんでした。費用が気になる方はカウンセリング時に問い合わせることをおすすめします。
小陰唇縮小や陰核縮小の手術と同時に、一度に副皮切除まで受けられるクリニックです。全体のバランスを考えて、見た目にも美しい女性器をデザインしてくれます。カウンセリングは女性医師が担当してくれるから、デリケートゾーンの悩みを打ち明けることに抵抗のある方も相談しやすいでしょう。
副皮切除の手術後は翌日からシャワー、1週間後から湯船に入浴できるほか、飲酒や運動もできるようになります。ただし、性生活は1ヶ月間控える必要があるため、パートナーとよく相談してからの施術がおすすめです。痛みが強い方には痛み止めを処方してくれます。
まずは施術方法から術後の効果、起こり得るリスクまでしっかりと説明してから手術に入ります。30分程度で完了し、術後はそのまま帰宅できます。微量の出血が数日程度起こりますが徐々におさまるでしょう。痛みが強い方は、内服の鎮痛薬を処方して痛みをコントロールできます。副皮切除の費用の目安は片側10万円、両側で18万円です。
クリトリスの大きさで悩む方に、同時に副皮を切除することをすすめているというガーデンクリニック。クリトリスのボリュームが大きく、脚を閉じてもクリトリスが見えてしまう方は、クリトリスとつながっている副皮が重なりあっている場合も多いとのこと。クリトリスの肥大と副皮のもたつきを解消することでクリトリス周辺がすっきりとし、見た目が整います。
小陰唇切除を加えると、さらに自然で美しい形になるでしょう。性行為中の感度が良くなるというメリットもあるため、不感症で悩む方がオーダーされることも多いそうです。
ガーデンクリニックの副皮切除手術は、静脈麻酔を使います。眠っているうちに治療が完了するため、痛みが不安な方も安心です。副皮切除のみの場合、手術は15分程度で完了するそうです。クリトリス包茎手術とあわせても、約30分で終わるでしょう。ガーデンクリニックの副皮切除手術は片側で7万円、両側で12万円となっています。
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小陰唇縮小でおすすめの2選