ここでは、小陰唇縮小施術の中でもポピュラーな「切開法」について紹介します。どういった方法なのか、施術の流れやメリット・デメリット、費用相場も載せているので、施術を受けたいと考えている人は一度目を通してみてください。
切開法とは小陰唇の余った部分をメスで切り取る方法です。比較的多くのクリニックで受けることができる施術です。
小陰唇の形をキレイに整えることができます。小陰唇の露出している部分が多いと、ショーツにこすれて痛くなったり、こすれることによって黒ずんだりと良いことはありません。
切開法は1回の施術で露出している部分を適切な大きさに調整することで、痛みや黒ずみを解消できます。
局部麻酔があるため施術中の痛みはほとんどありません。ただ、縫われている感覚は少し感じるようなので、痛みが怖い方はウトウトとした状態になる静脈麻酔を受けることもできます。術後は傷口が塞がるまで鈍い痛みが残りますが、刺激が強いのは2~3日と短期間です。1週間経てば通常の生活への支障はありません。
施術時間は30分~1時間程度です。余っている部分を切り取る簡単な施術のため、比較的短い時間で終わります。
症状や悩みを医師に相談する最初のステップです。医師に小陰唇を見てもらい、どのような状態か診断してくれます。クリニックによっては施術を受けるとカウンセリングで決めたら、事前撮影・血液検査をする場合もあります。
治療にどのくらいの費用がかかるのか説明を受けます。
小陰唇をどういった形にするかを決めるステップ。医師の考えと自分の考えをすり合わせてベストな切開ラインを決め、そのラインに合わせて医師が線を引き施術時の目印にします。
施術箇所への局部麻酔を受けます。局部麻酔は施術箇所だけの感覚がなくなり、意識はある状態です。「施術の様子を見たくない」という人もいるので、多くのクリニックではウトウトとした感覚になる静脈麻酔も用意されています。
麻酔が効いていることが確認できたら、相談したデザインに合わせて小陰唇を切り取ります。
施術用糸で切った箇所を縫い合わせます。クリニックによっては体に吸収される「溶ける糸」を使ってくれるので、その場合は抜糸が必要ありません。通常の糸でも溶ける糸でも仕上がりに違いが出ることはほとんどないので、どちらか好きな方を選べます。
施術箇所に軟膏を塗り、ガーゼを当てて施術完了。ここまでの手術時間は、およそ30分~1時間程度の短い施術です。
静脈麻酔が残っている場合は、麻酔の効果が切れるまで安静に過ごし、その後は歩いて帰宅してOK。施術後3~4日間は多少出血する可能性があるので、生理用ナプキンを当てて過ごします。また、抜糸までは激しい運動や性行為はNGです。
術後1~2週間で抜糸をします。抜糸の痛みはほぼありません。
難易度が低く成功しやすい施術
切開法は成功しやすい施術です。単純にメスで余った部分を切り取るだけなので、細かな技術があまり必要ないと言われています。
強いて言えば、縫合の仕方には医師の技術が反映されるかもしれません。ただ、小陰唇は粘膜でできている部分なので治りが早く、縫合が上手くいかなかった場合を除き、治りが遅くなることはほとんどありません。
医師の腕を気にせずに施術を検討できるのは嬉しいポイントですね。
小陰唇縮小施術には「切開法」と「レーザー治療」の2つの方法があり、切開法はレーザー治療と比べて比較的安く受けられます。
なぜなら、レーザー治療は専用の機械が必要です。クリニックが機械を購入したら、その購入費を取り戻すため治療費が高く設定されやすくなります。
比べて切開法はメスと糸があれば簡単にできる手術です。費用がかからず1回の施術で効果が得られやすいため、コストパフォーマンスの高い施術と言えるでしょう。
切開法は簡単といってもメスを使って体に刃を入れ、一部を切り取る大きな施術です。出血も痛みもあります。ダウンタイムは1ヵ月ほどあると言われており、その間は仕事やプライベートの予定に支障がでるかもしれません。
もちろん個人差はあるので、施術を受けた人の中には1週間で動き回ってもなんともない!という人もいます。
ただ、基本的には1ヵ月の間ちょっとした痛みが続くと考えておきましょう。
切開法は単純な施術で、医師の技術力はそこまで必要ありません。その分、多くの医師が治療内容として扱えます。一見良いことのようですが、ほとんど治療経験のない医師に「施術できます!任せてください!」と言われると少し怖いですよね。(やったこともないのに本当にできるのか?)と疑問を感じるはずです。クリニックが明示していない限り、本当にちゃんと施術に慣れている医師なのかわかりにくい点は切開法のデメリットとも言えます。
ダウンタイムはおよそ1ヵ月です。最初の数日は歩くときだけでなく、座っているだけでもジンジンとした痛みを感じるでしょう。1週間も経つと傷口は塞がっているため、いつも通りの日常生活を送れます。
施術を受けて気になるのが、日常生活のどこまでがNGになるのかですね。
基本的には、シャワー・ウォシュレットといった日常生活に必要なものは翌日からOKです。ただし入浴やプールといった水につかる行動は避けましょう。傷口が完全に塞がっていない可能性があるため、感染病にかかりやすくなっています。
サウナ・岩盤浴も血行が良くなることで、施術した箇所の腫れや痛みが増してしまうため避けた方が良いです。
傷口がしっかり塞がったと医師からOKが出るまでは控えましょう。早ければ1週間程度で問題なく性交渉ができます。
また、患部に負担がかかる自転車やバイクといったものも同じタイミングでできるようになります。
費用相場は25~30万円です。基本的には25万円で提供しているクリニックが多く、施術部分が広範囲になると、多少料金が高くなる可能性があります。ただ、高くなったとしても30万円以上になることはほとんどないでしょう。
小陰唇の範囲は人によって異なるため、気になる人は以下の平均値と比べてみてください。一番気になる露出部分は「高さ(垂直方向)」と記載しています。
平均 | |
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高さ(垂直方向) | 17mm |
長さ(上下方向) | 56mm |
厚さ | 3.2mm |
「自分のあそこはたぶん普通じゃない」と小陰唇の大きさで長年悩んでいたところ、ついに歩くだけで痛くなるように…。露出している部分が、ショーツに挟まって動く足に合わせて引っ張られているようで、歩くたびに痛みが走ったので切開法で切ることにしました。多少施術の痛みがありましたが、痛み以上に「邪魔なものがなくなった」解放感が強かったです。本当にやってよかった!
私が受診したクリニックは男性の担当医師でした。場所が場所だけに、「男の人かー…」と不安は大きかったですが、やさしく丁寧な診察だったのでそのまま施術をお願いしました。術後3日は何をするにも痛かったですが、1ヵ月経ってからは通常通りに過ごせています。擦れることがなくなり快適です。
恐らく他の人より大きく飛び出ていて、黒ずんだ色もずっとイヤだったので、切開施術を受けることにしました。施術途中に静脈麻酔が切れて意識が戻り、気づくと手術中だったので驚いて泣いてしまいましたが、看護師さんが「痛いところや辛いところはないですか?」と気にかけてくださったのでそのまま続けられました。配慮してくださるクリニックを選んで良かったです。
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小陰唇縮小でおすすめの2選