ここでは、小陰唇縮小手術後の注意点について紹介しています。短時間で終わる手術とはいえ、メスを用いる外科手術なので合併症のリスクや手術後の注意点は事前におさえておきたいところ。そこで、手術後の注意点をまとめてみました。
手術後の生活では、以下のような点に注意する必要があります。
手術当日に麻酔が切れたあたりから2日間ほどは痛みが出る場合がありますが、痛み止めの内服薬が処方されるので日常生活への支障はほとんどありません。すぐに仕事復帰される方もいますが、痛みが心配な方は手術の翌日まで休みを取ると安心です。
術後はガーゼやナプキン、ショーツなどを使って局部を圧迫します。手術当日から3日間ほど出血がありますが、傷口からにじむ程度です。しっかりと圧迫すれば腫れと出血が抑えられるので、ガードルを装着して圧迫しましょう。
抜糸は術後10日ほど経ってからできますが、抜糸の際にチクチクとした痛みが出る場合があります。心配な方は笑気麻酔を利用しましょう。クリニックによっては抜糸のいらない「溶ける糸」を使っているところもあります。
性交渉は手術を受けて1~2週間ほど経ってからできるようになります。基本的には傷が落ち着いて、感染のリスクがなくなった頃が目安です。傷の治癒の具合によっては性交渉ができるまで1か月かかる場合があります。
手術当日からシャワーが使えます。シャワーで局部を清潔に保ちましょう。入浴できるのは1週間ほど経ってから。傷が落ち着くまでは控えるのが無難です。
運動は手術して1~2週間ほど経ってから行いましょう。プール、温泉は傷が落ち着いたのを確認してからになります。
自転車は局部を圧迫するため、できれば1か月は利用を控えましょう。バイクも自転車同様に局部を圧迫するので、1か月は乗車を控えることをおすすめします。
術後から1か月経つと大きな腫れがなくなり、傷が落ち着いてきたように見えるでしょう。しかし、傷は治ったとはいえません。治るまでには傷に硬さがあったり、ピリッとした痛みや違和感があったりします。傷が完全に落ち着くのは術後3~6か月経ってからです。
術後3日ほどは多少の腫れが出てきますが徐々に引いていき、1か月ほどで安定します。極端に腫れることはほとんどありません。
出血につながるおそれがあるため、手術後の飲酒は1週間ほど控えるようにしましょう。
合併症は以下のようなケースが考えられます。
陰部の手術に関わらず、外科手術の場合はこうした血腫ができることがあります。出血が多い場合はすぐに医師による処置を受けてください。
個人差はありますが、手術部位は手術後しばらくして硬化します。これは一時的なもので2ヶ月ほどで柔らかくなります。
切除部分は必ず傷痕が残りますが、小陰唇は粘膜でできている組織なので治りが早く傷痕も次第に目立たなくなります。
小陰唇の左右の形や大きさが揃うようにデザインしても、寸分の狂いなく左右対称にするのは不可能です。
大きさが違うと感じることもあるかもしれませんが、手術前よりも確実に左右差が目立たなくなります。
小陰唇は20歳を過ぎるとほとんど成長しません。伸びる部分でもないので、一度手術したら肥大することはないと考えてよいでしょう。
「出産したら伸びたような気がする」という方もなかにはいるそうですが、医学的な根拠はありません。
術後に内出血を起こし、腫れて大きくなる場合がありますが、時間が経つごとに治っていくものがほとんど。目立たなくなるまでに時間がかかるので、腫れが引くまで焦らず清潔に保ちましょう。
通常の生活を送っている程度では、小陰唇が伸びることはほとんどありません。しかし激しい刺激を受けると粘膜が伸びる場合があります。そのようなケースはほとんどありませんが、激しい運動やサイクリングなど、局部に負担をかける動きは控えましょう。
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