ここでは、小陰唇縮小手術を受けた後、どのぐらいでセックスできるようになるか説明しています。痛くてセックスができないという方、小陰唇の大きさで悩んでいる人への男性の意見も紹介しているので、参考にしてください。
小陰唇縮小手術とは、伸びて長くなった小陰唇を切り取って縫い合わせ、形をキレイに整える手術です。
まず小陰唇を切り取る部分にデザインペンやピオクタニンというデザイン用の消毒液色素を使ってキレイな形をデザインします。デザインが終わったら切除する箇所に局所麻酔。個人差はありますが、細い注射針を使用するので、刺すときは痛みを感じないようになっています。麻酔が効いている間にメスで余分な小陰唇を切り取り、止血。切り取った部分を糸で縫合したら手術終了です。
小陰唇の状態で手術の内容も変わります。全体的に大きい人は、余分な部分を切除。左右の大きさが違う人は、小さいほうに合わせて大きいほうを切除して左右対称にします。また、小陰唇が大きいと外部からの刺激を受けやすいので、黒ずんでいる場合も。このようなときは黒ずんでいるところを切り取ると、形も色もキレイになります。
手術を受けた後は、念のために3週間、できれば4週間はセックスをしないほうが良いと言われています。小陰唇縮小手術は、余分な皮膚や身体の組織を切り取って縫い合わせる手術です。もし傷が治っていない状態で性行為をすると、傷に負担がかかって痛みが出たり化膿したりする可能性があります。手術をしてから4週間経てば、傷がしっかり治っているので激しい行為をしても傷に負担がかかる心配はありません。
手術してから3週間経っていれば、指で触れるくらいの優しい刺激は大丈夫です。セックスは4週間経ってからにしましょう。
術後からまだ日が浅くても、人によっては寂しいときやどうしてもセックスしたいときがあると思います。女性器を刺激しなければ、キス、乳首や乳房を愛撫される、手や口を使うなど、術後3~4週間経っていなくても相手と触れ合うことは可能です。
手術した日に激しい運動をしたり、興奮しすぎたりすると、全身の血行が良くなります。血行が良いときは、手術したところが腫れてくることがありますので、注意してください。
小陰唇は膣の入り口の左右にあるため、これが大きいとセックスのときに巻き込まれて痛む場合があります。他にも、小陰唇が大きい人は、クリトリスに包皮が通常よりも多めに被さっている傾向があり、セックスの快感が得づらくなることも…。
実際に小陰唇が大きくて悩んでいた人は、恋人とセックスしたとき、彼が自分の性器を見てショックを受けたという話もあります。
小陰唇が大きいと困ることは多々あるようです。特にセックスの度に痛みがあると、痛みが怖くてセックスが嫌になってしまうでしょう。子どもが欲しいのに痛みでセックスできないという状況に陥ることもあります。
初めてのセックスでは処女膜が破れるときに痛みを伴いますが、一度破れてしまえば痛くなることはありません。しばらくセックスをしていなくても、処女膜が元に戻って痛みがまた出ることはないのです。
しかし、処女膜以外にも何らかの理由があってセックスの度に痛みが出る人もいます。痛みが続くとセックスが楽しめないうえ、苦痛や恐怖に繋がってしまう可能性も。また、将来的に不妊を引き起こすおそれもあるのです。セックスのときに生じる痛み、性交痛にはいくつかの原因があります。
原因の1つが処女膜強靭症です。処女膜はリング状になっていて、薄くて簡単に破れるようになっています。処女膜強靭症とは、この処女膜が通常よりも厚すぎて破れない状態のこと。処女膜のつっぱりが強くて簡単に破れないため、強く痛むことが多いのです。処女膜強靭症の方は処女膜が自然に破れないので、手術を受ける必要があります。
更年期になると女性ホルモンが減少しますが、これも性交痛の原因の1つです。女性ホルモンが減少すると、膣粘膜の分泌量が減って潤いがなくなってしまいます。膣壁を構成するコラーゲンも減るため、膣が縮んで硬くなり乾燥します。この状態でセックスをすると、性交痛が起こってしまうのです。
女性器は男性器と違って露出していない部分なので、比較は難しいでしょう。デリケートな悩みのため、人に相談しづらく1人で考え込んでしまう女性が多くいます。そこで聞いて欲しいのが男性の意見です。「好きな相手であれば小陰唇の大きさは気にしない」、「悩んでいるのが心配」など、女性が思っているほど、男性はそこまで気にしていないことがほとんど。男性と女性とでは生殖器に対する考え方が根本的に異なりますが、機能的に何も問題がないのに悩んでしまう女性の精神状態を心配するケースが多いようです。
女性にとって小陰唇が普通と違うことは悩みやコンプレックスにしかなりません。しかし、男性にとっては心の繋がりに勝るような問題にはならないのです。もし悩んでいるのであれば、むやみに自分のことを否定せずに、前向きに考えてはいかがでしょうか。小陰唇が普通と違ったとしても、機能的に問題はありませんし、セックスできないという問題もないはずです。あなたのパートナーはあなたが普通と違う小陰唇を持っているからといってあなたを否定したり、嫌いになったりする人ではないはずです。自分を追いつめないで自信を持ってくださいね。
悩みを解消したいのであれば、手術を受けるという解決策があります。小陰唇縮小手術に対応している病院であれば、あなたの悩みを聞いて解決してくれるでしょう。
アメリカのネット掲示板「reddit」に小陰唇縮小手術を受けようと思った20代女性の心の過程を打ち明けたコメントがあります。
彼女は思春期に入った頃から自分の小陰唇の大きさに困っていたそうです。例えば、小陰唇が大きすぎてビキニの中におさまらず、外に飛び出すのではないかと不安になっていたとのことでした。他にも、自転車に乗ると最初は平気でもだんだんと痛みを感じるようになったとか。生理中はヒリヒリするし、タンポンは押し込むようにして入れないといけなかったそうです。
幼い頃の彼女は、これは普通のことで他の女の子も自分と同じだと思っていました。しかし成長して恋人ができると、彼の反応で他の子と違って小陰唇のサイズが大きいことに気付いたのです。
悩んだ彼女は手術を受けることを考えましたが、費用もかかるのですぐには決断できませんでした。そこで、母親に思い切って悩みを打ち明けてみることに。すると母親も若い頃に似たような経験をしていたことが分かり、彼女の悩みを理解してくれました。話し合った結果、母親が手術費用を立て替えてくれ、手術は無事に終了。彼女は「少し腫れてしまいましたが、思っていた以上に簡単で痛みも少なかったので、手術を受ける決断をして良かった」と語っています。
彼女が掲示板に投稿したのは、自分と同じように小陰唇の大きさで悩んでいる人を励ましたかったからだそうです。自分の大事な性器のことで自信を失わないで欲しいと彼女は言います。自分の小陰唇が大きくても、彼氏はビックリしても態度が変わったことはなかったそうです。彼女は悩んでいる人に対して、似たような経験を持つ人に相談することをおすすめしています。
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小陰唇縮小でおすすめの2選