海外の女性にとって小陰唇縮小手術を受ける理由や、また小陰唇縮小手術に対する意識はどのようなものなのか、外国人女性の体験談を紹介していきます。
海外では小陰唇の形成手術というより、肉体の整形手術「ラビアプラスティー」としての見方も強いようですが、それでも自分の体に対する悩みを抱えている女性は、日本でも海外でも少なくありません。
海外の恋愛事情やトレンドを紹介するサイト「COSMOPOLITAN」で、アメリカ最大規模のネット掲示板「reddit」に書き込まれた、ある成人女性の小陰唇縮小手術についての体験談が紹介されました。
”例えばビキニを着ていても、小陰唇が大きすぎてちゃんとビキニのボトムの中に納まらないのです。外に飛び出してしまうのではないかといつも不安でした”
思春期の頃はまだ体が成熟しておらず、精神的にも自分らしさや他人との違いをはっきりと意識できていない女性は珍しくありません。また、性的なことに必要以上の恥ずかしさやタブー意識を抱えてしまっている女性もいます。
そのような女性がさらに小陰唇が大きいという悩みを抱えたまま、下着姿や水着姿で人前に出るということは、強い不安の原因やストレスになってしまってもおかしくありません。
”大人になると、セックスをするたびに辛い思いをしていました。小陰唇を自分で開いて、男性に『どこに入れたらいいか』教えてあげないとならないんです。生理中はヒリヒリします。タンポンは押し込むようにして入れなくてはなりません”
この体験談を語った女性は、小陰唇が2~3cmも垂れ下がっていたことで、愛する人と大切な一夜を過ごすたびに、その時間や行為そのものを苦痛に感じてしまっていたようです。また、生理の時に生理用品が使いづらかったり、普段に自転車へ乗っている時にあそこが痛くなってしまったりと、日常生活を送る上でも様々な悩みがありました。
小陰唇が必要以上に大きい場合、自分が感じる肉体的な痛みだけでなく、他人からそれを見られることで感じる精神的な痛みも増えることがあります。これは、日本人でも外国人でも、いつの時代でも変わることのない女性共通の悩みなのかも知れません。
”どうかあなたが生まれ持った大事な性器のことで、自信を失わないで下さい。平均より小さなペニスを持った男性もいます。それと同じことなんです。私の小陰唇が大きかったからといって、彼氏の態度が変わったことはありませんでした”
例えば、新しく出会った恋人の男性器が、過去に付き合っていた恋人たちのものより小さかったからといって、それだけで急に愛が冷めてしまう女性は決して多くないでしょう。だとすれば、自分の体の形が他の女性と少し違っても、それは1つの個性として、恋人がきちんと受け止めてくれると信頼することも大切です。
もちろん、小陰唇縮小手術を受けたいと思う人の理由は様々です。たとえ周りが手術なんて必要ないと言ってくれても、自分が自信を持てなければ悩みも解消しないでしょう。
しかしだからこそ、手術を受ける上で重要なことは、自信をちゃんと持てるようになるかという点です。
海外では未成年の女性、まだ15歳くらいの少女でも小陰唇縮小手術を希望するケースが増えているようです。
日本国内と海外とをつなぐソーシャルニュースサイトの「HUFFPOST」で、海外の少女たちがラビアプラスティーを希望する理由について、大規模調査にもとづいた興味深い記事が紹介されていました。
”実際に手術を希望しているのは10代のような若い女性で、彼女らはインターネットで見たものや、ポルノで描かれているものに影響を受けています。こうした女性を注意して見守り、きちんとサポートして正しい情報を提供する必要があると思います”
上記のように語ったのは、近年にラビアプラスティーの手術件数が急増しているオーストラリアの女性医師です。
そもそも、自分の性器を他人と見せ合う機会や経験は、日常生活ではほとんどないでしょう。ましてや、外から見えやすい男性器と違って、女性器は改めて見せようとしなければなかなかその詳細を確かめることもできません。
そのため、特に性知識の少ないティーンでは、自分の周囲にいる実際の女性でなく、インターネットやポルノといった、ある意味で作られた世界の出来事をまるで常識や真実であるように錯覚してしまうケースが増えているようです。
”女性医療に従事している同僚の医師に相談すると、彼らもまた、同じような経験があることが分かりました。普通の女性器はどのような形をしているのか、尋ねられたことがあるというのです”
自分の体に悩みを抱えて、小陰唇の整形を希望する少女の中には、そもそも小陰唇がどのような形であれば一般的で、問題がないのか、きちんと理解していないケースも珍しくありません。
つまり、少女たちは実際に自分の体が普通と違って異常だと考えているわけでなく、ただ漠然としたイメージによって不安を増大させてしまっているのです。これはむしろ、ある種の心の問題ともいえるでしょう。
”20代の成人した女性であれば、もちろん、自分の体について決断をする資格があるでしょう。それには十分に医師から知識を教えられ、適切な情報を持ち、しっかりとした決断ができるくらい精神的に健康であることが条件です”
日本でも海外でも、他の人と違うのではと不安になったり、実際に他人との違いを知って悩んだりする女性はたくさんいるのが現実です。
しかし体にメスを入れる手術を決断する上で、まず正しい知識を得ることが、本当の意味で手術を成功させる必要条件といえるでしょう。
これは当サイト管理人の個人的な考えですが、小陰唇縮小手術を希望して、クリニックでドクターや専門家に相談することは良いことだと思います。しかしそれはまず正しい知識を得て、自分にとって手術が本当に必要かどうか考えるための、材料集めができるからです。
小陰唇縮小手術によって前向きに生きられるようになった女性もいれば、手術してから後悔する女性もいます。
手術を受けたいと考えた時、その前にそもそも自分はどうして手術を受けたいのかと、プロの意見だけでなく色々な女性の体験談も参考にしながら落ち着いて考えてみることは、決して無駄な時間ではないと思います。
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