人に言えないデリケートゾーンの悩み、「小陰唇(ビラビラ)のしこり」について原因や治療について紹介します。
小陰唇の内側にある、バルトリン腺が詰まってしまって分泌液が溜まって腫れてしまった状態を「バルトリン腺嚢胞」と呼びます。この段階では痛みはありません。
感染を起こして痛みがある状態を「バルトリン炎」、さらに悪化して膿が溜まってしまった状態を「バルトリン腺膿瘍」と言います。 バルトリン腺膿瘍は、大きくなると鶏卵ほどの大きさまで腫れ上がるケースもあるので注意が必要です。
参考元:バルトリン腺嚢胞/バルトリン腺炎/バルトリン腺膿瘍|コトバンク
(https://kotobank.jp/word/バルトリン腺嚢胞%2Fバルトリン腺炎%2Fバルトリン腺膿瘍-792636)
感染力が高い性感染症です。大陰唇や小陰唇に、痛みがなく硬い赤色のシコリができるのが特徴です。3週間ほどで治りますが、その間に治療しないと次の段階に移行し、全身に症状が広がります。
参考元:梅毒|山の手クリニック
(https://www.y-cn.jp/std/syphilis.html)
初期には自覚症状がない場合がありますが、シコリ、かゆみ、痛み、色素沈着、出血、白斑などの症状が出ます。大陰唇に多い症状ですが、小陰唇や陰核への発症もあり、早期発見のためにも早めの検査が必要です。
参考元:外陰がん|国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
(https://ganjoho.jp/public/cancer/vulva/index.html)
ヒトパピローマウイルスに感染する事で、陰部にイボができる病気で、性感染症の一種です。痛みや痒みが伴う場合もあり、感染してから1〜6ヵ月後に症状が現れるのと特徴。初めは小さいですが、急速に大きく成長して、カリフラワーのような形状に見える場合もあります。
全身のどこにでも出来る大小様々な袋に、老廃物が溜まってできるるシコリのようなものです。大きいものだと10センチ以上になる場合も。外陰部に多くの粉瘤ができるのは、多発性陰唇粉瘤(といい、石灰化して白色の硬いシコリになります。
参考元:粉瘤|EPARKクリニック・病院
(https://fdoc.jp/byouki-scope/disease/epidermoid-cysts/)
シコリがない時もそうですが、外陰部を清潔に保つように心がけましょう。粉瘤やバルトリン嚢胞腺などの場合は、感染により痛みが伴う場合もあります。
婦人科で、感染症の疑いや、ガンの疑いがないか診療してもらいましょう。
小陰唇のしこりの治療は、症状により異なるものです。感染症や癌ではない場合は、小陰唇縮小術でしこり部分を切除できる場合もあります。まずは婦人科に行き、検査など診断を受けましょう。
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